介護サービス事業者はBCP対策が義務化されるため、介護施設を運営する上で非常用電源は必要不可欠となります。今回は、介護施設に必要なBCP対策の一つとなる非常用電源を確保するためのポイントを紹介します。
1.介護施設には非常用電源が必要?
厚生労働省の「令和3年度介護報酬改定における 改定事項について」で示されるように、2024年までに各施設、各介護施設でのBCP対策が義務付けられています。
● BCP(Business Continue Plan)・・・業務継続計画
介護施設のbcp対策 の一つとして自然災害発生時の業務継続の項目があるため、非常用電源の備えが必要となります。
防災計画とBCPでは異なる点があり、防災計画の目的は「身体・生命の安全確保」と「物的被害の軽減」です。
それに対して、BCP対策は防災計画の内容を前提とし「介護事業の継続」と「地域貢献」「避難確保」を加えた総合的な計画が必要となります。
2.介護施設で使える非常用電源設備の種類とその特徴
非常用電源設備にはいくつか種類がありますが、代表的なものを4つ紹介します。
● ガソリン発電機
メリット
・小型のものが主流で取り回しが可能
・燃料の取得が容易
デメリット
・ガソリンが必要なため、運転期間は燃料による
・屋内での使用が難しい
● ディーゼル(軽油)発電機
メリット
・ガソリンに比べ燃料費が安い
・小型から商業用まで種類がある
デメリット
・小型の場合、ガソリン発電機同様に屋内で使用が難しい
・軽油の保管については保管容量によって段階的に制限がある。
● ガス発電機
メリット
・小型から商業用まで種類がある
・燃料の保管可能期間が長い
デメリット
・ポータブル式の場合でも屋内で使用が困難
・商業用の場合、定置型となり移動はできない
● 太陽光発電+蓄電池
メリット
・定置型とポータブル方がある
・日光があれば発電できる
・平常時からの運転が可能
・排気ガス等の心配がなくポータブルタイプは屋内でも使用可能
デメリット
・発電は日射のある日中のみ。
・24時間の運転の場合、蓄電池が必要なためコストがかかる。
※ポータブル型蓄電池とソーラーパネルの場合、設置工事なしでお手軽に導入できます。
それぞれ、特徴が異なるため稼働させる必要のある機器を確認しながら選択するのが望ましいでしょう。
3.非常用電源におすすめ!Jackery Solar Generatorシリーズ
介護施設の非常用電源として、ソーラー発電機Jackery Solar Generator がオススメです。
「Jackery Solar Generatorシリーズ」はポータブル電源とポータブルソーラーパネルをセットにした製品です。
非常時の備えとしてコンセントに繋いでおき、非常時は電源の必要な場所に持ち出すなどの運用だけではなく、電気不足の場合はソーラーパネルで発電したものを充電するといった運用が可能です。また、平常時には太陽光で発電した、無料の電気を利用できるため無駄がありません。
特に、最上位モデルの「Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット」であれば、ポータブル電源の容量も「24kWh」まで拡張でき、蓄電池と匹敵できる程の大容量で安心です。
製品の信頼面についても、Jackery (ジャクリ)の製品は災害時に有効に活用できて安全であることを認める「防災製品等推奨品認証」を取得しており高く評価されています。
4.まとめ
介護施設の運営上、非常用電源の備えが必要となってきます。ポータブル電源であれば排気ガスの事故等の二次被害の心配もありませんし、その携帯性から、運営する施設外の地域コミュニティへの貢献も可能となります。
ぜひ、何役もこなしてくれる「Jackery Solar Generatorシリーズ」を検討してみて下さい。
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